っていう夢を見たんだって言いたいところですがちゃんとやってきました。やりたいとは思ってましたがまあ稼働してる店まで行くのめんどかったしね。

おしらせ:スーパービバホーム新習志野店2階ゲームコーナーは2023年1月15日の営業を以て閉店します。行脚はお早めに。


日本国内でPIUを遊べるゲーセンはかなり少なく、現時点では6店舗のみです。うち1店舗はまあ言わずと知れたWGCで、残りはまたこちらも意外と有名なジャムジャムつくば(茨城県)、フェリシダ(千葉県)、あとは一定の方面でまあまあ知られているであろうタカダバッティングセンター(静岡県)、ACグランド(岐阜県)、THE 3RD PLANET BiVi二条(京都府)。そう、これだけです。今回行ったのはフェリシダです。誰もやってなかった。。
この記事ではPIUの遊び方とかも含めてまああれこれ書こうかと思います。書いてたらただの遊び方ページになったとか

・PUMP IT UPの始め方

PIUでは2通りの遊び方がありまして、まあカードを使うか使わないかなんですけども。カードを使わない場合、100円玉を入れて緑ボタンを押すかもしくは黄色いフットパネルを踏んでゲームを始めるのみですが、代わりにデータの保存ができません。ただし、初心者向け相当のBASIC MODEはカード無しでのゲストプレイ時しか遊べないようです。カード無しでゲームスタートした場合は、毎回チュートリアル→BASIC MODEの順で進むため、チュートリアルを確認したい人もカード無しでやらないと見ることができないみたいです。つってもチュートリアルはゲーム操作の説明だけなので何もプレーはしないんですが。
PRIME2以前の筐体では、そもそもカードも何も使えない(オフラインのため)ので、FULL MODEで遊ぶ場合は毎回コマンド入力が必要です。BASIC MODE時に↙↖■↗↘↗■↖↙の順でフットパネルを踏むとFULL MODEに移行します。オプションを使用する場合はBASIC MODEでは使えないため、必ずこのフルモードコマンドと加えてオプションコマンド(青パネルドリル)の入力を続けてする必要があります。なお、遊べる曲の数に関してもFULL MODEの方が圧倒的に多いです。

PIUで使えるのはAMPASSというICカードです。PIUが設置されている店舗で販売されているほか、イベントで配布されることがあります。
ダンスゲームの絵ですがPIUでは使えません

カードありでプレイする場合は、AMPASSを先に手元に用意する必要があります。PIUが置いてあるゲーセンで売ってるらしいです。フェリシダは入荷待ちでした。ちなみに同じくゲームセンターで販売している、ダンスゲーム(Dance Dance Revolution)が描かれた金色のカードはPIUでは使うことができません。間違えて購入しないようにご注意ください。逆にAMPASSをe-amusementカードリーダにかざすと反応しますが使えません。間違えないようにしましょう。
ちなみに上に掲載したPIUXXのAMPASSはフリマサイトで3000円とかぼったくり価格が付けられていますが、ゲーセンに行けば300円(店舗によっては価格が異なる場合あり)で買えます。ゲーセンで買いましょう。売り切れてる場合はUSBメモリを使う方法もあるみたいですが、私はその方法は使っていないのでWikiとか探してください。
また、AMPASSに関してはPIUのほか、日本全国のラウンドワンで稼働しているクロノサークルという音楽ゲーム(同じくANDAMIRO社製)でも使用することができます。ただしユーザー登録方法がPIUとは異なるので、そっちでも使いたい方は別途AMPASS.NETで登録する必要があります。それについてはまたおいおい。

PUMP IT UPには、piugame.comという専用の会員サイトが用意されていて、基本的に会員登録やデータのあれこれはこのサイトで行います。PUMP IT UP専用なので、他のゲーム(クロノサークル含む)のデータをどうこうはできませんしされません。初回利用時はここでプレー前に会員登録をしてゲームIDを発行してからでないとAMPASSをゲームプレイに使用することができません(未登録のカードをカードリーダーにかざしてもThis is an unregistered AM.PASS card. Please register the AM.PASS card before use.と表示されゲームスタートされません)。手元に用意したAMPASSはこのID発行の時に使用しますのでなくしたり捨てたりしないようにしてください。
登録は比較的簡単で、まずは上記piugame.comにアクセスし、PIU Joinをクリックします。すると利用規約とプライバシーポリシーが表示されるので、読んだらチェックを入れて次のページに進みます。そこでは自分のアカウント情報を登録するので、画面に表示されている項目を入力していきます。入力ボックス右側に三角マークがあるものが入力必須項目なので、それがないボックスは空欄で問題ありません。性別は必須です。
アカウントを登録したらまずはログインし、MY INFOの中にあるGame IDというページを開きます。そこを下にスクロールすると空欄のSLOTと書かれた項目が出てきますので、ここで登録を行います。特に理由が無ければ一番上のSLOT #1の下にあるModifyをクリックし、(AMPASSを使う場合は)AM.PASSをクリックします。するとカードナンバーを入力するフォームが出てくるので、事前に購入しておいたAMPASSの裏面に記載されているシリアルナンバー(英数字16桁)を入力し、Confirmをクリックします。続いてGame IDを設定するフォームになるので、ここで任意の英数字を入力します。ここで入力したIDがゲーム画面に表示されるユーザーネームになります。一度決定すると変更はできないので慎重に決めましょう。また、他の人と同じIDは登録できないため、基本的にIDは早い者勝ちです。いくつか考えておくといいかもしれません。

・ゲームを始める

手前がDDR、奥がPIU。矢印の向きと枚数が異なる。多い方がPIU。
PIUのカードはフェリシダではカウンター横の自販機で買える。訪問時は入荷待ちだったため購入できなかった。

ユーザー登録が終わったら、さっそくプレイしていきましょう。PIUの場合は現金でのプレイのみ(一部店舗では外部リーダーの利用で電子マネーが使える場合あり。フェリシダは不可)なので、100円玉を用意しておきましょう。
PIUはライフ制を採用しているゲームなので、ライフがゼロになる(または不足する)、または規定曲数を遊ぶとゲームが終わります。逆に言えば、ライフが足りれば1曲目からFAILEDしても(ゲージが空になっても1曲目は最後までプレイすることができる)、大抵の設定では2曲は遊べることになります(ただこれは店舗の設定次第なので、初期所持ライフが3より少ない場合は1曲ないしは2曲しか遊べない)。ただ、よっぽどやりたい曲が難しいとかじゃない限りは1曲目でBREAK ON CLEAR (一度ゲージを空にして完走、FAILEDと基本的な扱いは同じ)するのは勿体ないのであまりお勧めはしません。日本国内に関してはだいたい3曲設定で稼働してるみたいです。
エントリーについては、まず先にコインを入れてからカードをリーダーにかざします。どういうわけか、先にカードをかざしても反応しないので、コインを入れてからカードはタッチするようにしましょう。なお、WGC以外の店舗のみの話ですが、JP Edition筐体はモニター下に出っ張りがあり、ここにカードを置いたりコインを積んだりできるので、人がいない時間帯に連コするときはそこにコインを積んでカードを置いとくのもありです。ただし待っている人がいたらちゃんと交代しましょう。あんまないと思うけど。(実際平日の夕方にも関わらず1時間近く連コして誰も来ませんでしたし…)

カード(またはUSBメモリ)を利用して遊ぶ場合はチュートリアルが最初からスキップされるため、エントリーをするとすぐに選曲画面になります。PRIME2ではPICK ME (PRODUCE101)でしたが、XXでは別の曲になってました。忘れちゃったんですすいません。
開始時の選曲画面では既に曲が選択されている状態のため、新曲以外から選択する場合はパネル↖↗いずれかを踏んでチャンネル選択画面に移動する必要があります。カテゴリはK-POPやJ-MUSIC、ORIGINALはそのままですが、XROSSというチャンネルに関しては他の音楽ゲームから移植された曲が入っています。…まあそれはそれで。

チャンネル選択画面では各種チャンネルを選択できる(レベル別チャンネルのみチャンネル内チャンネルあり)
チャンネル内選曲画面で曲を選択する。決定は緑ボタンか黄パネルいずれか。これはXROSSフォルダ。

選曲はチャンネル選択/楽曲選択/レベル選択の順に階層になっていて、基本的には楽曲を選択してからレベルを選択するようになっています。DDRと選曲の流れはだいたい同じですが、オプションのみPIUは選曲画面で先に設定しておく必要があり(これが先の青パネルドリル)、これをしないまま始めると初回プレー時はデフォルト(ハイスピ2X・その他はすべてデフォルト)設定でプレイすることになります。曲によっては譜面が遅すぎてやり辛くなるので、先に設定してから選曲するといいかもしれません。
レベルに関しては曲によって用意されている譜面の難易度が比較的バラバラなので、Lv.3~5あたりから始めてみるのがいいかもしれません。Lv.7を超えるとDDRよりパネルが多いことによる譜面詰め込みが増えてくるので、DDRをプレイしているからと言って安易に同じレベルの譜面を選ぶと死ぬ可能性があります。このゲームはDDRに比べてゲージが増えやすいと同時に減りやすく、簡単にゲージが空になるので、少しずつレベルを上げていく方が無難です。同じレベルが設定されていても譜面傾向が大幅に違って難しさのベクトルが違うのは他の音ゲーと同じです。
また、PIUはSP(パネル5枚、片側)とDP(パネル10枚、両側)が横並びで表示されるため、DDRのようにプレースタイルの入れ替えをせずにSPDPを1クレの中で好きなように遊ぶことができます。赤がSINGLE緑がDOUBLEです。そのほか紫のSINGLE PERFORMANCE、青のDOUBLE PERFORMANCE、黄色のCO-OP(複数人プレイ専用譜面)があります。基本的にはSINGLEかDOUBLEを遊ぶことになります。

プレーについてはDDRと同じく、矢印が判定エァリアに重なったタァイミングでパーノゥを踏むだけです。が、このゲームの特筆すべき点として、3~4パネル同時踏み(2枚抜き)が譜面により必要という点でしょうか。センターパネルと各矢印いずれか1つまたは2つを同時に踏む、または2つのみでも2枚抜きすると楽な場合があり、その場合は足を矢印パネルとセンターパネルにまたがるように置いて踏み込むことになります。慣れるまではこれが難しいんですが、Lv.9あたりまでは今のところ3枚抜きは見てないので、初心者向けのレベル帯ならそこまで気にしなくても良いかなとは思います。
クリアについてはゲージを空にせずに完走すればいいだけなので、比較的楽なようには見えますが、前述の通り1ミス当たりのゲージの削れ方がなかなかえげつないので、一概に簡単とは言い切れないところはあります。ただしLNが多い譜面の場合、落としさえしなければコンボ計算の仕様の関係でEasy Gameに化けることもあったり、瀕死から全快なんてことも普通にあるので、いろいろやってみるといいと思います。個人的おすすめはBeautiful (S9)やTropicanic (S7)、Rising Star (S6)、%X (S6)あたりでしょうか。初心者が遊ぶには楽しめる譜面だと思います。


・行脚的なおはなし

なんだかんだで適当に3クレほど連コしました。近所にあったPIUが2017 PRIME2のままだったので、オンライン最新作のXXで遊ぶのは初めてでしたが、曲がめちゃくちゃ増えててより取り見取り、楽しいんですよね、新しい曲にどんどん触れられますし。やっぱり新バージョンの醍醐味はその新しい曲に触れることができるってポイントが大きいのと、あとはEZ2ACからの移植曲が増えてるって点も個人的にはうれしいポイントでした。いつかはDement -After Legend- (S15)をクリアできるといいな。

さて、フェリシダに行く前に、千葉中央駅の駅ビル1Fに新規オープンしたテクモピア千葉中央にも寄っていました。チェックだけではありましたが、音ゲーが新太鼓だけなのに対し、何故か電車でGO!3 通勤編とがんばれ運転士!!とかいう古の電GOシリーズが2台置かれていて、なんだこれは…って思いました。ゲームだが。
12/23グランドオープンの店舗で、訪問日(12/22)はプレオープンでした。ただプレと言っても実際には本営業と変わらないので、電GO!が稼働していることには変わりなさそうです。プレでだけ稼働は考えにくいですし。

テクモピア千葉中央。京成千葉中央駅に直結する。
ビックカメラ千葉駅前店。奥の青い建物はGiGO千葉(旧ハイテクセガ千葉)。

もうひとつ、千葉駅の目の前でずっと工事していたビルが完成しました。ビックカメラ千葉店と千葉銀行が入居しています。ここの8Fにタイトーステーションビックカメラ千葉店がオープンしました。こちらはクレーンゲームとプリクラ、あとは少量のデータカードダス程度が稼働するのみですが、とにかくプライズ機の数と種類が多く、少なくとも千葉駅周辺では最大規模じゃないかと思います。近隣のアドアーズが音ゲーを全撤去してプライズやらメダルやらを拡張したうえで「クレーンゲーム地域最大級」を謳っていますが、アドアーズはメダルで地域最大級(というかこの近辺はアド以外にメダルを遊べるゲーセンがない)ではあるものの、プライズではどう考えてもタイトーの方が上だな、と思ったのが正直なところです。設定に関しては台を選べばまあまあ勝てるかなという感じで、そういう意味でも勝てない設定が多いアドアーズよりはましだよなぁ、と思ったところです。

あとは最初にも書いた通り、来年1月15日の営業を以てスーパービバホーム新習志野店2Fゲームコーナーが閉店します。行脚はお早めに。

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